俺はKindleFireHD10を買ったんじゃない。アレクサを買ったんだ。と言い聞かせている。夜中に。
もし自分の子供がいたら、「Amazonプライムデーで一時のテンションで物を買う大人にだけはなっちゃだめだ。」って言おうと思う。
さて、今より1週間ほど前。
絶対にいらなかったんだけど、
「Kindle fire HD10って知ってる?ほらアレクサが搭載されてるやつ。」
「なんとそれがね、通常15,980円のところを。。。Amazonプライムデーということで、、、9,980え〜ん(CV:トーカ堂 北社長)」
「電子書籍を読めるアレクサって考えたらさ、安いもんじゃん。」
「ねえ、天気予報とかもアレクサが教えてくれるしさ。
ちゃんと宿題もやるし、アレクサの散歩は僕がつれてくから!!」
と脳内で俺が俺に懇願してきたので「しょうがないわね…」と
進研ゼミの漫画で稟議承認する母親のようにKindle fire HD10を購入したのだった。
これが届いたKindle fire HD10。
なんかIKEAでレジ横にぶら下がってそうなパッケージ。
旅先へ持って歩くのは憚られるくらいには重い。
CMみたいにジムとかに持って行く事は絶対に無い。重たいしバッテリー部分が熱い。
もの珍しさもあったんだけど、実際最近ちょいちょいKindleで本の買い物が増えたのででっかく見える端末は欲しかったのだった。iPhoneだと見開きがしょぼく見えるのでストレスだった。
なので完全にその閲覧用と思っていたんだが、実際にいじってみると閲覧以外でも色々と用途が増えているみたい。
・Amazonアプリ
・kindleの閲覧、購入
・Amazonプライムビデオ再生
・Amazonミュージック
・アレクサでの天気予報確認、ニュースの再生
・ラジコ
・AbemaTV
とはいえ予想通りiPhoneでほぼできることばかりだった。
アレクサがある事で、スマートスピーカーがある日常を体験したいと思っていたが、残念ながら俺のKindle使いとしてのスキルが著しく低いため、毎朝天気予報を読み上げる機械と同棲している感じだ。やっぱり遊び人として生きよう。
ただ、やっぱり見開き大画面で漫画を読むのは気持ちよい。こればかりはiPhoneには無い長所。買ってよかった。
特にてれびくんの愛蔵版超全集とかは画面映えするし、
買ったコミックスも雑誌の大きさとは言わないけどちょっとでかめに見えるから嬉しい。
何よりiPhoneアプリからだとKindleコンテンツが買えなかったのが、同じ端末で一発で買ってすぐに読めるのはすごく良いUXだ。まあそういう端末だから当たり前なんだけど。
※SafariでAmazonサイトを開いてそこからだったら決済できるのは最近知った。
使い始めて1週間くらい。でっかい画面で見られる本はかなり心地よいし、
PS4とテレビをわざわざ起動させずともそこそこの大きさの画面でネットフリックスが見られるのは良い。
※何故か食い入る様に見た「日本百年」という映画。すごい記録映画だった。
予想通りだが何かがドラスティックに変わる事は無い。
が、本に出会いたいという欲求が今迄以上に増えたように思う。
気付けば「Kindleで今だけxx%オフ!」とかそういうタイムセールには敏感になっている。
また、「持って帰ると重い」という理由で買っていなかった物理的に重い本やら新書、実家で永眠している漫画達の全巻セットを意識したり買う様になったということは何より良い傾向だなと思う。
読んだ本の関連作をイイかんじでサジェストしてきやがる。
※ 7/26追記:Kindleで漫画をまとめ買いした際にいくらくらい掛かるか調べたよ
結論Kindle Fire HD 10は本当に買ってよかった。
少しずつアレクサのいる生活にも慣れてきた。
今日もアレクサは俺に現在地周辺の予想気温を教えてくれる。
華氏で。
トイストーリー4が整理つかなかったので変わりに悟空に喋ってもらった(ネタバレあり)
オッス!オラ悟空。
トイストーリー4っちゅう映画を見たんだけどよ、オラ難しい事わかんねぇから「整理がつかない。ポジにもネガにも」って感じでさ、ずっと映画の最中も、映画見終わった今も3のことばっか考えてんだ!
トイストーリーの世界ではおもちゃ達はみんな子供達に遊ばれる為に作られてんだろ?
だから遊んでもらう事を最上の幸せとし、ミッションとして生きているってことだよな。
だけんど、不幸にも心無い人間や、人間の成長プロセスによって起きてしまう事象に納得がいかず、離反してしまったおもちゃ達が「生命体としての幸せ」を優先してしまい、ウッディ達と対立していたよな。
この「生命体としての幸せ」と「おもちゃとしての幸せ」の二項対立が2と3の争点だったんじゃねえかなって思うんだ。
ヴィラン達(1のバカガキは除く)を見ると、
「生命体としての幸せ」を優先した時が、「おもちゃがおもちゃをやめる」時なのかな、と思うんだよ。
それでもおもちゃに生まれ、おもちゃを生きてく決断をしたウッディ達。
だから3でボニーに引き取られた時もオラ達は納得して幕引きができたんだ。
アンディの人生はオラ達の過ごした時間とリンクして、同じ年月を過ごしたからこそ、タメが効いてノスタルジーのソニックブームで心地よく打ちのめされることができたんだよな。
あん時はおっどれぇたぞ。
だからこそ3の「アンディによるおもちゃからの卒業=トイストーリーの俺たちからの卒業」という、物語の中だけでなく現実の時間軸も使った着地の仕方がいち作品として、いちサーガとして至高に美しかった為に伝説級の結末を迎えていた様に思うんだ。
4の制作発表があった時に
「そういえば昔中国で蛇に足を書いちゃってディスられたお役人の話があったなぁ」と思い出したんだ。
ピクサーがどういうつもりで4を作ったのか、今は仮説立つけど整理がつかねぇんだよな。
「おもちゃの幸せ」と「生命体としての幸せ」はどっちが正しいのか、というのは、
答えを求めようということ自体が烏滸がましいのかもしれないし、一生答えがでねぇのかもしんねえ。今度界王様に聞いてみようかな!
こっからはネタバレだぞ。
今回のキーになるのは心の声というワードなんだと思うんだ。
本来おもちゃが持っている「持ち主の子供への奉仕」ビジョンと共生する矛盾、いわば「生命体としての自我」の言い換え。これが心の声なんじゃねえか?
ボー・ピープは割と早い時期に自身のおもちゃ人生が終わる機会に直面し、元より持っていた「生命体としての自我」が発芽、増幅された。
すべてのおもちゃに人格がある様に、生命体としての自我の目覚めは遅かれ早かれ訪れるんだとよな。
バズもきっとトーキング機能ではない本当の心の声に気づく時が来るかもしれない。
ウッディはアンディの元にいた時からおもちゃ人生と生命体人生の矛盾を見ないようにしていたよな。
自分をゴミだと言って自ら自分を捨てるフォーキーにウッディはおもちゃのミッションを伝えるが、その時もきっと消化しきれない自己矛盾を見ないふりしていた様に見えんだ。
んだけどボー・ピープの生き方を見てその自己矛盾に向き合い、生命体としての幸せを探しにいくよな。
ウッディはガビーへ自分のトーキング機能を差し出した時に、持ち主がいるおもちゃを卒業する=迷子のおもちゃになり、あの世界でのおもちゃの幸せではなく生命体としての生き方、幸せを探すってことを決めていたんじゃないかと思うんだ。
この終わり方、まさかこれで終わり?とは思わなかったし、これ以上描くのは野暮だろうと思う。
一夜経って少しずつ自分の中で落とし込めてきたところで、オラの中にうごめくこのモヤモヤの正体が輪郭を帯びてきたぞ。
“明け透けに見えるディズニーサイドの価値観の押し付けに辟易とする感情。”
“「こんな俺らどーです?」感。”
“そもそもで4の生まれた理由にビジネス都合以上の理由が見えないことへの納得いかない感情。”
きっとこの辺りがモヤモヤの原因なんじゃねえかなと思ってるぞ。
4の主張、トイストーリーでやる意味ってあったの?っていう。
まぁ原作、アニメ終わっても商業的な理由でシリーズをずっと続けてるオラ達が偉そうに言えることじゃねえんだけどよ。ははっ
今でもオラの中の心の声が
「なぜ(4は)生まれてきたのだ」と問いかけてくるんだ。市村正親ボイスで。
そんな生命体の根源的存在意義を痛烈に問いかけてくる、ポケットモンスターミュウツーの逆襲エボリューション、7/12より全国ロードショー!!!
ぜってぇ見てくれよな!
Netflixの人事戦略とAmazonとシュワルツェネッガー主義のレビュー
少し前に読んだ中で特に面白かった三冊。
Netflix人事本は面白い本だ、気に入った。
レビューするのは最初にしてやる。
と思ったので感想。
この本で特に面白いのはSFアクション映画と認識していたターミネーターが、実はパニックホラー映画として作られていた(しかも当初キャスティングはT-1000の様な瘦せぎすの男が想定されていたらしい)、という事実や、ラストアクションヒーローが興行的にはマジでラストなアクションになりかねなかったという裏事情をつまびらかにしているところ。
また、従来のニッチ市場のアクション映画ではなく、よりマスをとる為に戦略的にコメディ映画の出演を行なっていた(ファミリーで見る映画の方が興行収入は伸びる傾向ある為)だったそうな。ジュニアやツインズ、キンダーガートンコップやジングルオールザ・ウェイは今見ても面白いものね。ジャケ写以上のものは出てこないんだけど。
このパワフルな元知事のオーストリア人の半生について、より知見を深めたい方にはオススメの本です。馬力が違いますよ。
Netflix人事本のレビューをすると言ったな。
あれはウソだ。(cv:玄田哲章)
ズドン
NintendoSwitchを買って半年くらいなので買って良かったおすすめソフトとアレだったソフトまとめ
ニンテンドースイッチを買ってはや半年が過ぎた。
本体を買った時はファイナルファイト専用機だった我が家も、色々と衝動買いをしてソフトが増えていった。
結果的にはQOLが爆上がりしたのでスイッチの普及に貢献したく、買ったソフトを超簡単にレビューする。
買って良かったゲーム
カプコンベルトアクションコレクション 感想
ファイナルファイトや天地を喰らう2といった、カプコン往年のベルトスクロールアクションと言われる横に向かって進んでいくゲームがわんさか入ったゲーム。
なんといってもオンラインで世界中のプレイヤーと協力プレイができるのは魅力。
収録タイトルは
「ファイナルファイト」「天地を喰らう2赤壁の戦い」 「ザ・キングオブ・ドラゴンズ」「キャプテンコマンドー」「ナイツオブラウンド」「パワードギア」「バトルサーキット※初家庭用収録」
あんまりプレイヤーは多くないんだけど、
ほんとに知らない人が入ってきて協力してくれる感じはゲーセンさながらで超面白い。
最近やってないけど。
ファイナルファイトシリーズは何回か家庭用に移植されているんだけど、今回のはゲーセンの完全移植なのでハガー、ガイ、コーディの3人をちゃんと使える。多分初じゃないかな。
「ウワァ」
家庭用に初移植されたバトルサーキットが地味にすげー面白い。
アーケードにリリースされたのが1997年で、それまでのカプコンが誇るベルトスクロールアクションに関するノウハウがフルにブッ込まれているのでゲームバランスも難易度もいい感じに調整されてて遊び易い。
正直このゲームがやりたくてスイッチ買ったようなもので、後にPS4でも出てたことを知った。
※ゲームショウで見かけた時はスイッチ専用だと思ったのだ。
じゃあスイッチ買わなくても良かったじゃん、とはならないのがスイッチの魅力。
酔っ払って帰ってきて、チョコっと電源つけて1ゲームだけやる、みたいのが最高に良いんだ。
こんな人におススメ
・ゲーセンでやってた人たち
・ワーワー言いながら平和的にゲームを楽しみたい人
アンダーテール(UNDERTALE) 感想
マザー2風味の「誰も死ななくていい優しいRPG」。
ダークな世界観に似つかないキュートでへんてこなモンスターばかりが出てくる。
かつてポケモンXYで相手を傷つけることも自分のモンスターが傷つけられることも拒絶しポケモン世界から離れた身としては、こういうモンスターを倒さなくていいゲームは超魅力的だった。
なれ合いだけをするゲームではないので、こちらの意図を問わず敵意を向けて来るわけだが、それにもちゃんと向き合う事で答えが用意されているのがとても素敵なゲーム。
一方でこれまでのRPGをメタ的におもしろがっているゲームなので、これまでのRPGをやったことのある人ほど展開にひっくり返されて終わった後に呆然としてしまうと思う。その乱高下が心地よい。
一週8時間くらいで終わるんだけど、みんな絶対二週やりたくなる。
そして二週目にもちゃんと演出が用意されててゾッとすることがあるので是非やってみてほしい。
今調べたらまた安くなっている。買った方がいいよ。
こんな人におススメ
・優しいモンスターと仲良くしたい人
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 感想
アマゾンの泣けるレビューでもバズっていたけどほんとにその通りで、遊ぶというより生きる、という感じのゲーム。
時のオカリナを初めてやった時のような、いやそれ以上の衝撃で、ただ世界を歩き回ってるだけで楽しくて、気づいたら何時間もやってしまっている。
とても妙な表現なんだが最も近い表現としては一言で言うと
「ひと狩り行こうぜ!どうぶつの森」って感じがする。
どうぶつの森やってる時にこういう情緒だったなあと思い出した。
おそらくスイッチの中では最もプレイ時間が長いくせに話が進んでいないゲーム。
でもそれでいい。それがいいゲーム。
マリオ64を初めてやった時の様な、FF7をやった時の様な、龍が如くをやった時の様な、新しいゲームはここまで出来るのか!という「今この時代でやることに意味がある」そんな気がするゲームだった。
ほんとに良いゲーム。
※泣けると話題のレビューはこちら
こんな人におススメ
・NintendoSwitchを持っているすべての人
フィットボクシング(FIT BOXING) 感想
ジワ売れしてると話題のフィットネスゲーム。
あんまりこういうゲームはやらないんだけど、フィットボクシングは肩こりがしにくくなるっていうレビューがあったりとか、ゲーム好きからの評判が良かったりとか、色々あったんだけど何よりGW中に20%オフセールやってたので購入。
今2ヶ月くらいやっているのだが、これ単体の功績というよりは、
「せっかくフィットボクシングやってるんだから飯も気をつけてみようかな」的な
配慮をするようになって、トータル的に健康に向かってる気がする。
ルンバ買って、ルンバの邪魔にならない様に床にもの置かなくなる現象に似てる
フィットボクシングと言えば
こんなニュースも少し前にあったので結構いいゲームなのかもしれない。
フィットボクシングで肩こりしなくなるみたいなのは効果あったと思う。
毎回肩甲骨を伸ばすのがいいのかも。
こんな人におススメ
・ジムにまで行く迄までじゃないけど運動不足な人
ジャブしか褒められない。
ロックマンクラシックコレクション1+2 感想
ロックマン1~10までが入ったマリオコレクション的なゲーム。
ロックマン1~6が物理ソフトに、7~10がダウンロードコンテンツとして封入されている。
こういうゲームやる人っておそらく当時やってた人とかで社会人がメインだと思う。
なのでいくつか追加された機能があるのだが、それはこの時代の働く大人が持つ可処分時間事情に合っているものだ。
例えば「時間戻し機能」。これはゲームのどのタイミングでも(タイトル画面とかでも)文字通りゲーム自体を巻き戻せるというもの。
この機能により死んだ瞬間に数秒前に戻って罠を回避する、という死にゲーをもっと効率的に攻略できる様になる。
初見プレイヤーに向けた難易度調整としてが主目的だが、子供の頃の様にやりこみができない生活事情の我々にもとてもありがたい機能。※1〜6のみ
一方でチャレンジモードなる機能があり、「ボス連戦」やステージの垣根を超えてカットマンステージの一部分とロックマンステージの一部分が連なっていたり、フル装備で
タイムアタックが出来たり、とやりこみ要素も多い。
ちなみに特典はボスの弱点一覧表だった。
本質的にはノスタルジックゲームなので、かつてロックマンを楽しんだ大人が昔の友達と会う様な感じで楽しめるゲーム。
ちなみに友達に見せたら「このロックマン10年遊べるじゃん!」と興奮していた。
こいつが俺と10年以上友人たる所以である。
こんな人におススメ
・昔ロックマンを遊びきれなかった人
・ワイリーステージの曲を聞きたい人
・エアーマンを倒せないと思ってるにわか
ショベルナイト 感想
古き良きドットで描かれる魔界村っぽい横スクロールアクションゲーム。
開発はアメリカの開発会社で随所にファミコン・スーファミリスペクトが感じられる。
元々3DSとWiiUでリリースされてたのは知っていたのだが、携帯端末でアクションゲームやるのがキツかったのとWiiUを持っていなかったので購入に至らずずっと気になってたタイトルだった。
心地よい操作性とクールなBGM、懐かしさを凝縮したデザインでニューレトロな世界にトリップしてしまう。
ステージの途中で死んだ場合は所持金からさっ引かれて最終中継地点まで引き戻されるという特殊なコンティニュー方法。
このゲームのマスターは多分前世ジュゲムなんだと思う。
こんな人におススメ
・マリオ3とか魔界村とかミッキーのマジカルアドベンチャーが好きだった人
・キャラ育成要素のある2D横スクロールアクションが好きな人
ゲーム発展国++ 感想
スマホアプリでも色々とゲーム出してるカイロソフトさんがついにスイッチ業界へ殴り込みをしかけたローンチタイトル。
ゲーム開発会社の社長になって受託開発と自社開発を戦略的に進めて会社をでかくして行くゲーム。
基本的には
人を雇う➡受託開発で利益を確保する➡その資金を基に自社ソフトを開発してストックビジネス化する➡人をもっと雇う➡オフィスをでかくする➡また開発する
みたいなルーティンを続ける。
ゲーム内の年月が経つとだんだん作れるハードが増えて行くので、稼げる額もスケールアップしていくので楽しい。
作るゲームは、
「相撲xサウンドノベル」 とか
「相撲xレースゲーム」とか、
血迷ったD3パブリッシャーが出しそうなファッキンエンドゲームも作れる。
ちなみに相撲xサウンドノベルは賞を取った。
※「お寿司屋さん」っていうのは俺の会社名
良いゲームを作るとファンが増える。
お寿司屋さんのファンはただ寿司食いたい奴だろ。
こんな人におススメ
・ゲーム会社のキャッシュフローを学びたい人
・暇な人
あんまりハマらなかったゲーム
最初に断っておくと、ここで挙げるゲームにハマらなかったのは俺が悪いと思っている。楽しむ為にはやりこみが重要なのにやりこまなかったので。
いいところと微妙だったところを箇条書きにする。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
任天堂ハードはGCもWiiも通り過ぎなかったので、スマブラ自体64版しか持っておらず、本当に久々だった。
いいところ
・画面が贅沢!
・主題歌すげーかっこいい!
・懐かしい!
微妙だったところ
・操作性が独特で自滅することの方が多かった。でストレスたまった。
・キャラがだしづらい
ちゃんとやりこまないと「バンナムのキャラゲー・難易度の高い版」って印象だった。
これはやりこんでプレイヤー自体のスキルをあげる系のゲームなので、
楽しめなかったのは俺の過失。
けどこないだドラクエシリーズの勇者参戦!の動画を見て久々にまたやろうかなーとか思ってる。
ただ、このゲームの本当の存在意義はゲーム業界でやれるキャラクタービジネスの挑戦だと思っている。
大人の事情を理由にして出来ないことは数多あるが、
「これをファンは待っている!クラウドとマリオを戦わせたい!」という強烈なニーズに応えようとする任天堂の姿勢が何より尊い。
このソフトの存在そのものが
コンシューマーゲームの大御所でありながら第一線で戦う任天堂の
「うちはここまでやりますけどね!イッツミーメァリオー!」とゲーム業界全体へ発するメッセージな気がしてならない。
オクトパストラベラー
「オープンワールド風マップ」「3Dエフェクト」「声優」「特殊アクションコマンド」といった現代風新機軸が横軸でブッ刺さって来るやり込み要素満載のJRPG。
最近Steam版がリリースされたり、スマホで前日譚となるゲームがリリース予定だったり展開に広がりを見せている。
いいところ
・画、キャラクターデザインの懐かしさと新しさが心地よい
・戦闘時攻撃があたった時に画面とあわせてコントローラーが震えるのが気持ちいい
・世界感が幻想的で素敵
・BGM,SEが心地よいを通り越して気持ちいい
(特に雪道を歩くときのサクサク感とかすげえいい)
微妙だったところ
・フィールドの推奨レベルに対してレベルが上がりにくい※敵が堅い
・仲間達の群像劇が希薄
・各キャラクターのシナリオが長い
編集後記
社会人になってからゲームをする時間が本当に減った。
にも関わらずたかが半年で10本近く買ってプレイしている状態は異常だと思う。
それくらいどっぷり楽しませるポテンシャルがNintendoSwitchにはある。
来月以降もラッシュは続く。
7月にはマーベルアルティメットアライアンス3。
MCUではないのでアベンジャーズだけでなくX-MENやディフェンダーズ、ゴーストライダーとかもいて好きなチームでアッセンブルできるらしい。超楽しみ。
追加シナリオがあったり2D版が出来たりといいとこどりなドラクエ11。
PS4で死ぬほど楽しませてもらったけど買おうと思っている。
9月にはゼルダの伝説夢を見る島。
これやる頃にはブレスオブザワイルド終わらせておきたいな。。。
ちなみにスイッチ本体を買うなら、ニンテンドーストアがおすすめ。
好きな色の組み合わせで自分だけのスイッチが作れるのだ!
増税前に買った方がいいと思う。
おわりでーす。
青い〜青い〜青い顔面ジーニー魔法のランプ〜命のベルト〜実写版アラジンの感想
IMAXは字幕のみ、吹き替えは通常2Dしかなくて迷った挙句山寺宏一verにしました。ジーニーは山ちゃんだもの。
大量に出てくる青い巨大なウィルスミスがアニメまんまに山寺宏一ボイスでふざけまくるのがほんとに強烈すぎて爆笑してしまったのですが、途中からジーニーにしか見えなくて凄かったです。
あとアラジン役はアニメの當眞美喜男じゃなくなってたんですけど全然違和感なくて、むしろ役者の演技には凄いマッチしてたのでアラジンの声は當眞美喜男じゃなきゃ嫌だという人も楽しめると思います。調べたらアオイホノオで赤井さん役だった人なんですね。
アラジンのアクション面はというと、貧民街でお役人から逃げる際に狭さと町人を使ったチェイスアクションはプロジェクトAのジャッキー。
空飛ぶじゅうたんで飛び回る際のド派手なぶっ壊しムーブや、画面一面砂漠!と言ったロケーションを伝えるカメラワークはワイルドスピード!アラブミッション!!って感じで画面のどこかにヴィンディーゼルがいるんじゃないかと思いました。
ちなみに劇中歌の日本語歌詞が前のアニメ版と違ったので、劇場で歌おうとしてる人は気をつけた方がいいと思います。というか迷惑だからやめろ。
アニメ版好きマンでしたが良いアレンジで楽しめました。
次はIMAXで観ようかな。
ちなみにAmazonプライムミュージックで今名曲の一部が聴き放題でした。
8月のワカンダフォーエバー!なライオンキングも楽しみだなぁ。
名探偵ピカチュウの感想。ただのノスタルジーに妥協しないのって大切
名探偵でんきねずみやっと見てきました。
東宝×レジェンダリーピクチャーズという最強の布陣に加えてケンワタナベという組み合わせで「俺またゴジラ見にきちゃったのかしら」と錯覚に陥いりました。
これまで、ゲームの実写化と言ったら何故かジャンクロードヴァンダム扮するガイル少佐がアダムスファミリーのお父さんと戦うスト2や、ガチの赤いツナギ着たおじさんが頭身の高い恐竜と戦うマリオブラザーズ、まじでファイナルになりかけたファイナルファンタジーなど、名作が多いですよね。
名作しかないんですね。
今回の名探偵ピカチュウはノスタルジーだけに頼らない普遍的なエンタメ要素と「もしポケモンと共生する社会があったら本当にこんな世界なんだろうな」という説得力のバランスが素晴らしくて、正直話の本筋よりも画面の端で描かれる街の描き方とか小道具とか生き生きと活動するポケモン達に感心しっぱなしでした。
まだまだストーリーを作れる余白があるので「消防士カメール」とか「看護師ラッキー」とか「自己再生スターミー」とか作って最終的にみんな揃うアベンジャーズ的な映画やるんじゃないかと思います。やってくれ。
個人的には「ぼくのかっこいいさいきょうのみゅうつー」が見られたので星5です。
早くブルーレイ買って画面一時停止しながら楽しみたいなぁ。
デトルフを買って悪いか!或るガチオタキモメンちゃんがフィギュアディスプレイケースを買った話
結婚できない男が復活するらしいですね。なんとなく副題を今回のタイトルに貰いましたが特に桑野 信介の話はしません。
幼少のみぎりより、ヒーローや映画のアクションフィギュアが大好きで、同一スケールのフィギュアを集めては自分の中のオリジナルチームと称して並べて飾る奇行を繰り返していました。
映像でこそ共演の果たせなかったヒーロー同士を並べて悦に入る、こんなに幸せなことはありません。
古くは悟空とタートルズを並べたり、装着変身のクウガとアギトを並べたり、、オレ設定のアベンジャーズ、いやさ俺設定ガイアセイバーズを結成することがとても幸せだったのです。
さて、そんな生活を繰り返していると置き場所は深刻な問題となります。
せっかく買ったのに箱から出したら写真を撮って、うっとりしてからまた箱にしまう。
気づいたらクローゼットの中は新古品状態のフィギュアでいっぱい。
一方Twitter上ではフィギュアリア充の方々による魅力的なディスプレイが連日ウォールに溢れ、初めてインスタ映えに憧れる女の人の心理が理解できた気がしました。
「みーてーるーだーけ」と自分に言い聞かせ、恐る恐るディスプレイケースの金額を見に行くと、IKEA製の4段ガラスケースが7,000円!
幸い今の家には不自然にガラス製のディスプレイが置けそうな空間がぽっかり空いていたのと、自分の身長くらいの高さのなにかを買うのにちょうど良さそうな日本円が財布に入っていたので矢も盾もたまらず次の土曜にIKEAへ。
「次にいつIKEAに行けるかわからんので」、と自分をそそのかし、気づいたら2セット購入していました。
家に持ち込み意気揚々と組み立て始めた時のこと、
「ガタガタガタ」…そう、千葉県沖を襲った震度5の地震。
タイミングピンポイントすぎだろ!!
と思いつつ何とか完成。
男手二人分で2セット合わせて1.5時間くらいで組み上がりました。
一個目は一時間くらい、ちょっと休憩して2,30分だったので、意外とチョロかったです。
ちなみにデトルフではダイソーとかに売ってるアクリルの階段を使うと1/12サイズなら足場スペースを確保しつつ3段階くらい雛壇を作れるので、手頃に空間を有効活用できます。
横幅はこの階段が4つぴったり入るくらいの幅になってます。
さていよいよ入居者を決めていくのですが、
まずアベンジャーズ、スターウォーズ、平成二期ライダーはシリーズとして揃っているのでセットで飾ることは即決。
問題は日本のヒーロー達。
昭和仮面ライダー、牙狼、昭和ウルトラマン、宇宙刑事ギャバン、キカイダー、電光超人など、それぞれを独立した部屋で飾りたいのだが、なんせ一つ一つのラインナップが少ないのでスカスカになってしまいます。
むーどうするか、、、
20分熟慮し、一度コーヒーブレイク。
冷めていくコーヒーを手に持ちながら
何とは無しに目を向けたアベンジャーズを見た時、スティーブ・ロジャースと目があい、彼は俺にこう言った。
「ガイアセイバーズ…アッセンブル!」
そう、かつてのガイアセイバーズ構想復活です。
「スーパーヒーロー作戦!」と心の中で叫び、
導かれるようにディスプレイを組み直しました。
結果、こんな感じに。
手前には若手でクロスオーバー作品の常連、後方にはレジェンド、という並び。
宇宙刑事のコンバットスーツと魔戒騎士の鎧がとてつもなく煌びやかです。
本当はギャバンtypeGも置きたかったのですが実家で待機中なので、現在プレバンで予約受付中の冴島雷牙版牙狼が届いたタイミングで取りに行こうと思います。
アベンジャーズはこんな感じ。
向かって左サイドは生き残った人たち、右側は尊い犠牲組、という棲み分け。
先述した階段があることで高低差が出せて一人一人の顔がちゃんと確認できます。
あ、余談ですがアイアンマンマーク50のナノウェポン2はかなりボリューミーで「オレ!おもちゃ買ったなー!」と、興奮と感動に打ち震わされます。
買い占めにより高騰してしまっておりますが、是非この感動を一人でも多く味わって欲しいです。
まじで超楽しいので。
「オレ武装」とかほんと時間泥棒ですよ。
また、ネットで教えてもらいましたが、キャップはインフィニティウォー版の持ち手を付けるとムジョルニアを持てるので、エンドゲーム 終盤を再現できます。
スケイルメイル版が手に入らなかったのと、素顔のスティーブが好きなのでうちではCW版を飾っています。
一変してスターウォーズ部屋では、カリスマシンガーっぽいベイダーを熱狂的なファンがサイリウムを振って応援している状態です。
別宇宙から敏腕紫ゴリラプロデューサーと、シャクレオフホワイト皇帝も来ています。
レイアウトが秒で決まったのが平成二期ライダーズ。
2年前くらいにネットで話題になったダイソーの貨物風小物入れを積み上げて高低差を出し、10人がうまく入るように調整。ヒーローショーさながらのセットにしました。
このタイミングでちょうど平成ジェネレーションフォーエバーのブルーレイが届いたことでさらに気持ちに制限ができなくなり、セッティング中はメドレーを爆音で流してました。超楽しい。
平成一期ライダーのアーツはこれまた実家な為、ひとまず二期をセッティング。
ただ、平ジェネを直近で見たこともあり電王熱が再燃していた為、ジオウと電王で主役の取り合いという構図になってしまいました。
下段はこれまたフィギュアーツのキン肉マン。
買って一回しか開けてなかったリングセットが火を噴くぜ!
徐々にリングセットは買い揃えていつかデカいキャンバスを作ろうと思います。
悪魔超人ゼニクレージーと戦っています。
その隣はオレスマブラ。
ゲームのキャラがベースですがよくわからんのも放り込んでます。
元々マリオステージっぽいレイアウトでしたが、メンバーの多様化により初期化し、今はひとまずキャラだけ置いてます。おいおいどっかしらのステージっぽくします。
これはドラゴンボール部屋。
大好きなサタンは真ん中のステージにいてもらいます。
対決の構図って狭いと難しいんですよね。
DBのアーツでは敵キャラあんまり買わないので、味方がどうしても多くなってしまい、飾るとカッコ悪くなっちゃうのが悩みどころです。
ひとまずアルティメット悟飯ちゃんが大好きなのでブロリーと相対しています。
最後にジョジョ部屋。
超像可動は造形、可動だけではなく、カラバリもディモールトベネで、固有の色設定がないキャラたちにも様々な色が用意されていました。
個人的にはザ・ワールドの2ndカラーが一番好きで、「タンクローリーだ!」でおなじみのOVA版だったかな。
アニメ化するたびに関連アイテムが再販されますが、1stカラーばかりなのでもし自分の好みが2,3ver4だったら中古で見つけた時が買い時だと思います。ちなみにキラークイーンは1stカラーだと真っ白なので僕は買い直しました。絶対ピンクがいいから。
ちなみに先ほど模様替えをし、SHフィギュアーツの中でも特に集合写真だと扱いに困るけど個人的にめっちゃ好きな人たち、フォームだけを揃えたスペースも確保しました。
暗。
俯瞰するとこんな感じ。
おやすみからおはようまで、四六時中ヒーローが見えます。
全てが組み上がった時、QOLのレベルアップした音が脳内でこだましましたが、あれは空耳ではないでしょう。
二台合わせても1.5万いかないくらいでオタク史上最高の体験ができるので、ぜひ自分の部屋にデトルフを。