ジゴクジジイのジゴックス

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名探偵ピカチュウの感想。ただのノスタルジーに妥協しないのって大切

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名探偵でんきねずみやっと見てきました。

東宝×レジェンダリーピクチャーズという最強の布陣に加えてケンワタナベという組み合わせで「俺またゴジラ見にきちゃったのかしら」と錯覚に陥いりました。

 

これまで、ゲームの実写化と言ったら何故かジャンクロードヴァンダム扮するガイル少佐がアダムスファミリーのお父さんと戦うスト2や、ガチの赤いツナギ着たおじさんが頭身の高い恐竜と戦うマリオブラザーズ、まじでファイナルになりかけたファイナルファンタジーなど、名作が多いですよね。

名作しかないんですね。

 

今回の名探偵ピカチュウはノスタルジーだけに頼らない普遍的なエンタメ要素と「もしポケモンと共生する社会があったら本当にこんな世界なんだろうな」という説得力のバランスが素晴らしくて、正直話の本筋よりも画面の端で描かれる街の描き方とか小道具とか生き生きと活動するポケモン達に感心しっぱなしでした。

 

まだまだストーリーを作れる余白があるので「消防士カメール」とか「看護師ラッキー」とか「自己再生スターミー」とか作って最終的にみんな揃うアベンジャーズ的な映画やるんじゃないかと思います。やってくれ。

個人的には「ぼくのかっこいいさいきょうのみゅうつー」が見られたので星5です。

早くブルーレイ買って画面一時停止しながら楽しみたいなぁ。