ドラクエウォーク1周年が過ぎての雑記。
ドラクエウォーク怒涛の1周年イベントが過ぎ、季節外れのハロウィンイベント真っ最中の11月。落ち着いたのでこれまでを軽く振り返ります。
にしても、昨年の9月にサービスローンチした頃はまさか一年後に世の中がこんな事になるとはお釈迦さんだって予想だにしなかったことでしょう。
特に今年4月の緊急事態宣言下において、位置情報ゲームとはもっとも相性の悪い情勢になってしまった中で”ゲームの本質的な面白さ”と”プレイヤーのモチベーション”、
そして”ゲームを取り巻く環境”とのバランスをとったフィッティングは
ゲーム業界で後世に語り継がれる名チューニングだったんではないかと思います。
もし自分の親族にDQWのスタッフがいたらボスジャンをあげたいくらい。
ここで装備していくかい?
6月あたりから徐々に規制も緩和されて、これまでと全く一緒とは行かずとも平時に近いゲーム環境に少しずつ戻りました。
確か顔色の悪い巨大な目玉のオヤジが街に現れ始めたのもこの時期。
7,8月はプレイヤーのリアルなHPが心配になるイベントでした。
暑すぎだよ。
ちなみに僕はこの「なんと スイカはモンスターだった!」が大好きなんですよ。
いやいや、わかるだろ!!っていうのと、モンスターはモンスターで勇者ご一行がそこ通り掛からなかったらずっとそこにいたのかよ!可愛いな!とか。
なんかペンギン村の住民みたいな世界観に感じてしまって。
自販機に化けてるキラーマシンもそうですね。
「ジュース買お・・・わ!こいつモンスターだ!」ってシチュエーションなんなんだよ。バカバカしくて好き。
「自販機に化けて油断した勇者一行をやっつけてやるぞしめしめ」って言ってるキラーベンダーマシンもアホ。可愛すぎ。
あ、お盆の時の花火はめちゃめちゃ粋でしたね。
今年は軒並み花火イベントも中止だったので、こうした体験ができるのもまたドラクエウォークの良い所だなぁと思います。
で始まった1周年イベント。
前夜祭からかなり熱かったです。
職業毎の復刻ガチャはマイレージと1500円ジェムの確定ガチャ含めてかなり恵まれまして、
おかげでほぼ一年越しの黄龍爪や、取り逃がしていた聖盾騎士斧にドラゴンシールド、そして何より悟り杖にラーミア杖をゲットできたのはこれまでの運を取り返したかのような快感でした。
※にしても悟り杖3本にラーミア4本はやり過ぎだと思いましたが。
1周年イベでは有償ジェム1500ガチャでしっかり世界樹の剣を、またそれまでに貯めに貯めてたジェムをぶっ放し世界樹の上下も2セットゲット出来、霊獣は杖、上下を引けたので今年の運は全部使い果たしたんだと思います。
たぶん明日死にます。
そんなこんなで毎週天井知らずに盛り上がった1周年イベントを経て、今はまったりと我々の時間軸とは少し違うのかもしれない、まだやってるハロウィンの世界でまったり一休みさせてもらいつつ11月ラストから怒涛のペースでまた歩かされることを期待しています。
昨年はドラクエ4イベントでしたからね。
今年は何かな。
2か5かダイコラボあたりを期待しちゃいます。
そのほか一年間で変わった事とかをつらつらと。
-リアル友達のアクティビティ
5人いたリア友のうち3人がDQWをノンアクティブに。
で、ノンアクティブな3人のうち2人はかなり強烈なドラクエファンだったので
ドラクエ好きだからやるってことでも無い様子。
ちなみに残ったアクティブユーザーの友達2名はこれまでのドラクエは全然やっておらず、今はゴーストオブツシマとウォークを行ったり来たりしているらしい。
おそらくこのアクティブユーザーにとってドラクエウォークはフィットネス感覚なんじゃないかと思う。俺も含めて。「ちょっと歩いてレベル上げるかー」くらいの感じでなんだかんだ1年近くもやっているんではないかな。
-キャラの心追加の話
これはルイーダで思ったことなんですけど。
ハロウィンルイーダの心が新たに追加されたことで、もしかしたらナンバリングのキャラクターが心として実装されるかも、っていう淡い期待を持っています。
昨年のドラクエ4イベントでは助っ人設定ができましたが、期間限定だったし人気キャラクターが多いので商売的な目で見ると本家シリーズのファンを囲い込むのにも有効じゃないですか。って考えると無くはないんじゃないかなと。
ちょうどタクトでもライアンとかアリーナがプレイアブルで実装されたし。
まあ、もう少し先だろうなあ。3年目とか。ちと今実装してももったいない気がする。
-祠と永続的なゲーム運営のバランスの話
僕はすごく祠が好きなんですけど、ドラクエウォークでやることって
・レベル上げ
・心集め
・マイレージ貯め
・メガモン討伐
・おつかい作業(イベントのアイテム集め)
・お土産あつめ
がメインなんですけど、
週の後半とか月の後半になると結構やること無くなってきて、虚無期間みたいのがあるんですよね。
それはそれで楽しいのですが何というか味がしないガムをずっと噛んでる感じなんですよね。
ってところに祠ですよ。熟練度って概念が出てきて、ハクスラ的な楽しみ方を新たに設定したのはゲームの奥深さを出すのに一役買ってるなぁと思います。
祠は報酬のさじ加減と難易度がちょうど良くて2年目のやり込み要素としてはほんとに良い塩梅なんですよね。
楽しみたい人はもっとやればいいし、そこまで本気で取り組まなくても別に支障はないし。
本家ドラクエのクリア後世界みたいな感じで肩肘張らずに取り組めるのが丁度良くて。
ドラクエの面白さの一つに漠然とレベルを上げまくるっていうのがあって、なぜレベルを上げるかというとやはりそこには倒したい相手がいるからなんですよね。
福引で武器を取っても歯応えのある敵がいないとあんまり面白くなくて。そこへいくと物好きだけがやればいいじゃない、って感じで祠があるので、ここぞとばかりに辻斬りしまくった上に熟練度をあげられるアイテムまで貰えると。
もちろんそこまで強くなることとは別の楽しみ方をしているユーザーは祠はやらなくても既存のイベントやクエストを楽しめばいいわけで、
このライトさにもヘビーさにも振れ幅がある事がソシャゲとしての賞味期限を伸ばしているとも言えるなと思うんですよね。
だからあのとんでもないランキングもギネスに記録する人を見てるみたいに楽しんでいます。
このバランスが崩れると、最大公約数的な難易度になってしまってライト層には難しいけどヘビー層には簡単で結局誰もやらなくなる…みたいな。
そんな絶妙なバランスの上で今日もせっせと運営してもらってる担当者各位には頭が上がらんです。
-レアモン確変イベの話
これもさっきの「味しないガム」みたいな話で、新章がリリースされて三ヶ月も経つと、常設されためったに枠心も必要分揃っちゃって、何しよっかなってなるんですよ。
そこに実装されたレアモン確変イベント。
この確変イベントはこれまたバランスが難しくて、即戦力をばら撒いちゃうと難易度が下がってしまって面白くなくなっちゃうし、いらないやつばら撒いても意味ないんですよね。
なので
・ちょい型落ち
・特化して使える一芸がある
・始めたばっかの人(5章くらいまでやってる人)は即戦力の心が取れるかも
くらいの塩梅にしておくことで、
ヘビーユーザーにもライトユーザーにもカンフル剤的に使ってもらえるんだと思います。
現に僕の友達はキラーマシンの乱獲イベントでモチベーションを取り戻していました。
リリース時に5章まで進めてからはほぼ離れてしまっていたので異様な光景だったそうです。
そりゃそうだ。
あんなにありがたがってたのに町中にわんさかいるんだから。
「あんなに頑張ってキングスライム揃えたのに」という気持ちもなくは無いですが、ソシャゲは新陳代謝が早いので型落ちモノを大量流通させてライトユーザーに使ってもらった方が良いんだろうな、とか思います。
あとなんですかね、お土産はやっぱイイですよね。
今まで漠然と旅行してましたがお土産という動機が出来たのでそこを起点に工程組んだりするのが楽しいです。
僕が特にDQWにおいてお土産いいなと思うのが、お土産自体がゲームを有利にする効果を持っていないという事で。
まぁジェムが貰えるっていうのはありますが、本質的にはコレクション要素でしかないのがとても良い塩梅だなぁと。
今度温泉イベントも始まるみたいで、これぞ位置情報ゲー!って感じがしてこれも楽しみです。
新型ウイルスは依然予断を許さない感じですが2年目も節度を守ってドラクエウォーキングデッドとして楽しもうと思います。