ジゴクジジイのジゴックス

バカの頭の中を屁理屈と言葉のレトリックでしたためた虫下しコンテンツをご賞味あれ。WordPressで元々書いてた記事をインポートしたので所々バグってます。ごめんなさい。

インスタで流す広告動画を設計する人への嘆願

 広告動画を見ているとyoutube用っぽい動画がインスタでも流れてくることがある。

予算のためか、納期が間に合わなかったからか、一つのクリエイティブを複数のプラットフォームで活用しているんだと思われる。

 

 けどYouTube用とインスタ用の間には動画クリエイティブと一口で言ってもユーザー体験においてクリティカルに異なる要素がある為、まったく同じクリエイティブで広告運用する、というのは危ないと思う。

 

音という要素の有無は諸刃の剣だから

 

 プラットフォームごとの視聴環境に特性はあるものの、YouTubeを見ているユーザーは多くの場合、これから動画を見るぞという前のめりな姿勢で動画を視聴する。この時当然音はONになっており、ユーザ側で動画を視聴するという行動の中に音も一つの情報として摂取する準備ができている。

そのため、YouTubeで流す動画へ配信する広告動画は音があっても当然、むしろなかったら違和感を感じることだろう。

 

一方でインスタはどうか。

インスタのデフォ設定だと、スマホがマナーモードの場合、再生時に音が流れない様になっている。

 だが可愛いわんこや猫ちゃん、風景など視覚情報以外で音も摂取したくなった際にタイムラインで流れてくる動画全ての音をONにしておくと、広告動画が流れてきた際に広告側の人工的な音が流れる。

 

これがとてもストレスではないかと思う。

 

一般的なユーザーが投稿する動画は「生活して発生する音」や「動物の息遣い」、「風の音」、「人の話し声」といった環境音が多く、それらはノイズにはあまりならない。能動的に動画体験を取得しにいってるから

 

しかしタイムラインを追っている最中、突然頼んでもいないのに流れてくる(しかも大概がデケェ音で)広告動画はかくもノイジーでお呼びでなく、思わずスキップしてしまう。

なんだったら広告対象の製品、サービスに対して嫌悪感を持ってしまうかもしれない

  

広告はユーザーの趣味嗜好とマッチングされてるとは言え、ただでさえ邪魔な広告が、"音"という目立つ表現手段で貴重なリラックス時間に走塁妨害してくる状況を広告配信側、制作側はもっとシビアに考えた方がいいんじゃないだろうか。

実際にスルー率を見たことがないから分からないけど、音があるせいでスキップされてしまう割合って結構あるんじゃないかな?と思う。

 

なんていうか、うるっせーからインスタの広告動画にBGMつけんなっつー話!!

おわり!

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