ジゴクジジイのジゴックス

バカの頭の中を屁理屈と言葉のレトリックでしたためた虫下しコンテンツをご賞味あれ。WordPressで元々書いてた記事をインポートしたので所々バグってます。ごめんなさい。

実写版ライオンキングの感想。

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フルCGを実写版と言うのか…?というのは野暮だなというくらい実写感がすごい。
本当に凄い。
ナショナルジオグラフィックを見せられているかのようにサイはサイだし、キリンはキリンだし、アンテロープアンテロープだった。

これを虚構と判別するのは「こんな抜群のタイミングで動物がカメラワークに合わせて決めポーズとらないよな」というところくらいで、「これ実は動物が暮らしてるとこ隠し撮りしたんですよ」と言われても信じてしまうレベルだった。

ただ、あまりにリアルすぎて、喋ると嘘が目立つ。
というか生物としての口の周りの形状と、言葉を話す為の口の動きがあってない感じが凄いして、ちょい前に流行った、ペットに喋らせるアプリみたいだなぁという感が拭えなかった。

音楽の素晴らしさやストーリーの面白さは約束されていたものだけど、それってアニメ版での手柄なんだよね。
果たしてこの実写版ならではの功績というのは何だったのか、甚だ疑問が残る。

絶対無理だけど、出てくる動物が誰も話さなくて鳴き声とかジェスチャーだけで進行する映画にしても面白そうだ。

でも本当にビジュアルの作り込みは半端なくて、ただ風景を見せられるだけで感動して見入ってしまうレベルだった。

あと今回IMAX字幕で見たんだけど、
ムファサの英語の声が大和田伸也に似てて役者ってすげぇなと思った。

今日チャーハン食いてえなって思って、
バーミヤン行ってバーミヤンチャーハン頼んでバーミヤンチャーハン出てきてバーミヤンチャーハンめっちゃ美味しかったって感じの映画だった。