もうタピオカはこりごりだの巻(CV:ラサール石井)
テっテっテ〜レビを見るときは〜部屋明るくして離れてみってね
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麗子:おはよう両ちゃん
両津:おう、ん?なんだ麗子そのカエルの卵みたいな不気味な飲み物は
麗子:いやねもう!知らないの?タピオカミルクティよ。今若い子の間ですごい流行ってるのよ。
本田:先輩も一ついかがですか?
両津:なんだ!本田まで飲んでんのか!ん〜これどこかで飲んだ様な・・・
あ!思い出した!前にホンダラ拳の合宿で台湾に行った時にガキ共が露天で飲んでいたな。こんなもんが780円!?
待てよ・・駄菓子感覚でガキどもが飲んでたってことは、原価は大体これくらいだろうな。。で780円ということは・・・
これはとんでもないビジネスチャンスだ!いくぞ本田!!
中川:すごくイヤな予感がするなあ
(両津が去った派出所)
大原:やあみんなおはよう。
麗子:部長さん、おはようございます。
大原:ん?両津の姿が見えんな
中川:タピオカを見てなんか血相変えて飛び出して行きましたよ
(中国)
両津:本田!急げ!ブームが去ってしまう!
本田:そんなこと言ってももうバイクには乗り切りませんよ〜なんですかこの冷凍タピオカの量は〜
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麗子:まさか本当にタピオカランドを作っちゃうなんて・・・それも原宿の一等地じゃない。
中川:中川グループの持っている土地の一部をとんでもない金利で借りて行ったんだ・・
麗子:すごいじゃない両ちゃん。大盛況ね。
両津:やあ諸君。まだ警官なんてやっていたのかね。これからはね、タピオカだよタピオカ。
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本田:まずいですよせんぱ〜い、もうタピオカほとんど無くなっちゃいましたよ
両津;む・・・やむをえん・・・
部長:孫に頼まれてきたものの、どのタピオカがよいのかわからんな。わしも一つもらおう。店員さん、2つください。
店員:はいこちらです
部長:ん?なんだか独特な味がするな。まあこれが若い者の流行なのか。大介も喜んでくれるかな。
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ニュース:タピオカランドでカエルの卵による偽装が判明し、逃亡している代表取締役の両津勘吉に全国指名手配がかけられました。
部長:両津のバカはどこにいった!!
中川:韓国でハットグを栽培すると出て行きました!!
平成大特撮1989-2019を読んでライダー冬の時代のある日を思い出した話。
少し前に平成大特撮1989-2019という本を買った。
専門性の強いライターの方々が、マグマの様な熱量の愛で平成を駆け巡った作品たちを惜しみなく語った本だ。
特撮と言えばヒーロー系を真っ先に思い浮かべるが、この本ではホラー系や戦争映画なんかも取り上げている。リングとか。亡国のイージスとか。
そういえばいつの頃からか「特撮」が勝手に「ヒーローモノ」のニュアンスを内包しているような感じあったが、そもそも特撮って特殊撮影の略だものな。そらホラー映画やら戦争映画も特撮に入るわな、なんてことを思わされる。
自分は昭和62年生まれのキモメン中年。
物心着いた頃には仮面ライダーもウルトラマンもテレビではやっておらず、その姿はビデオのみで見ることができる昔のヒーローだった。
一方メタルヒーローとスーパー戦隊は毎週新作が放映され、おもちゃを買い与えられながら応援していた事を記憶している。
この本を読んでライダー不在だった冬の時代、ヒーローに渇望していた少年時代をふと思い出した。
今の様に動画ストリーミング配信なんてない時代、不幸にも父親の気まぐれで昭和特撮ヒーローの片鱗に触れてしまい、その偶像を追いかけ、まるで隠れキリシタンの様に生きていたあの時代。
物心がついた平成2年からクウガの影が現れる平成12年の10年ほどの間だけ振り返ってみようと思う。
これはとある小学生の記憶オンリーの思い出な為、一部実態とは乖離しているかもしれないが、あくまでいち子供から見えたあの頃の特撮周辺の雰囲気記録だ。
- ライダーもウルトラもいなかった平成2年
- ドラマの重力をキャラメルコーンのCMで中和していた平成3年
- 平成4年
- ライダー、円谷、戦隊に死角の無かった平成5年
- 戦隊離れした平成6年
- 永遠の誓い一人勝ちな平成7年〜9年
- 時代をゼロから始める準備をしていた平成10年
- 荒野を渡る風飄々と平成11年
- 20世紀最後の平成12年
ライダーもウルトラもいなかった平成2年
地上波ではライダーもウルトラマンもいない。
テレビマガジンやてれびくん、テレビランドを教科書に過去のヒーローに想いを馳せていた。
母の話では父親がライダー、ウルトラ1期の直撃世代だった為、我が子にアンパンマンをすっ飛ばしていきなり特撮ヒーローを与えたらしい。情操教育の概念イカレてんのか。
ライダーの原体験はブラックの最終回とRXの一話を再編集し、唐突に1号からゼクロスまでのダイジェストが始まるビデオだった。
※後に東映ヒーロークラブというレーベルと判明した
また、レンタルビデオ屋の型落ちソフトで仮面ライダー10巻が我が家にあったのでゲバコンドルとヤモゲラス、ドクガンダー回をアホみたいに見ていた。
ウルトラの原体験は当時BSでやっていたというウルトラマンレオの再放送を録画してくれた父親録画のビデオ。
タイショーの回だった。ウルトラマンというのは優しいんだなぁなんて思った次の回では2対1で弟とアトランタ星人をボコっていた。
また、ゾフィーという偉そうなウルトラマンが丁寧に自分に話しかけてきてこれまでのウルトラマンの活躍を見せてくれるビデオにもどハマりしていた。古館伊知郎の実況でAとゾフィーが戦うシーンがあって、エースはこういう作風なんだ、と勝手に勘違いしていた。ウルトラマンZOFFYというタイトルは後に知った。
自分の大好きなレオがあまりフォーカス当てられていないのが少し寂しかったが、Aを助けに来るゾフィー、テンペラー星人をボコる6兄弟、80を助けに来るユリアンといった戦士たちに心を奪われたのを覚えている。
ウルトラビッグファイトもこの冬の時代を支えてくれた貴重なライブラリ。
パッケージだけで飯が何杯も食えるね!
古今東西の東映ヒーローを集めたビデオも文化財として残しておきたいレベルで記憶している。権利的に難しいんだろうけど是非ブルーレイでソフト化してほしい…
最高にシビれるジャケットだ。。。
ドラマの重力をキャラメルコーンのCMで中和していた平成3年
今思うとなんて重い消費カロリーだ。
毎週かかさず見ていた記憶があるが、いつも心の何処かにライダーを探す自分がいたので、後楽園ゆうえんちのcmでRXが出てくるとテンションが上がっていた。
また、「前作の主人公の帰還」という今でも大好物のシチュエーションはナイトファイヤーによって植えつけられた様に思う。
平成4年
ブライ死す!
ライダー、円谷、戦隊に死角の無かった平成5年
今でも大好きなダイレンジャーは本当によく真似をしたのでリュウレンジャーの名乗りは今でも再現できる。衝撃の最終回含め、自分の中で忘れられないスーパー戦隊だ。
この年、エポックメイキングな出来事が2つあった。
お兄ちゃん!ことZOの銀幕デビューによる、仮面ライダーの復活。※真は本当に怖すぎて序盤でリタイアしていた。
そして退屈から俺を救いに来たエージェント、電光超人グリッドマンによる、円谷系特撮の帰還である。
ZOは1号から数えて20周年。今で考えるとジオウからクウガまでの20年。
そう考えると昭和ライダーがあっという間と捉えるか、平成ライダーが長いと考えるか。
物差しが変わっただけで何とも不思議な気分だ。
ZOは映画館で見たものの、ドラス製怪人が怖すぎて直視できなかった様に記憶している。
それだけに化け物どもをやっつけるシンプルなバッタの戦士がより力強く思えて今でも大好きなライダー。
グリッドマンは主役陣が中学生で発生する事件も町内会規模な為、ガキにはとても親しみやすかった様に思える。
ちなみにこの時期肺炎で入院したことがあった。
親は宿泊できないので代わりに置いていったのがグリッドマンのソフビ。
まだ外泊文化のないクソガキにとって、この小さなハイパーエージェントは夢のヒーローとして心の支えとなった。
戦隊離れした平成6年
仮面ライダーJ。イトーヨーカドーでソフビの購入稟議を母に通した際、「前に買ったでしょこれ」と言われた。それはJじゃない、ZOだ。と訂正をし、なんとか購入に至ったのも良い思い出だ。体の装飾と手の形を比較対象にして熱っぽく語った覚えがある。お店に迷惑だからやめろよ俺。
永遠の誓い一人勝ちな平成7年〜9年
就学と共にライダー冬の時代を迎え、個人的にも特撮ヒーロー冬の時代が到来した。
ゲームやドラゴンボール、ホビーに可処分時間を取られていた様に思う。
ただし、夕飯時に放送していたガイファードだけはかかさず見ていた。
時代をゼロから始める準備をしていた平成10年
もう特撮の畑には戻らない様な気がしていた所、強烈に呼び戻されることになる。
なんとそこにいたのは1号、2号、V3、ライダーマン、エックス。
バンダイベンダー事業部の主幹事業となるHGシリーズの誕生である。
もう二度と会えないかもしれない、そんな焦りもあり、ここから止まった時計の針が再び動き出す。
ほぼ時を同じくしてバンプレストがコンビニキャッチャーやガチャ王といった、ゲームセンター向けのプライズ機を投入。
昔の作品をテーマにした景品の数々を取り扱う事になり、仮面ライダーやウルトラマン、キカイダーやメタルヒーローを景品として現代に蘇らせていた。
今になって思えば当時子供だった大人たちが可処分所得を趣味に使える年代に達したこと、ノスタルジーを売りにしたビジネスが本格的に造られ始めたこと、といったマーケティング背景が揃う過渡期にあった様におもえる。
昭和特撮ヒーローに飢えていた俺はメインターゲットじゃないにも関わらず、数少ない軍資金で仮面ライダーや東映特撮シリーズを買い集めては学習机に並べてニヤニヤしていた。
同級生とダイエーに行った日にはこっそりHGシリーズのライダーやウルトラマンに課金している鬱屈した小学生ライフを送っていたが、本屋でまた奇跡的な邂逅を果たす。
秋田書店の棚で浦安鉄筋家族の新刊を探していた所、たまたま見つけたのが「人造人間キカイダー」。
漫画あんの!?と言う、超基本的な情報すら持ち合わせていなかった小学生はガシャに回す課金分のリソースを漫画に振ることになった。
不幸なことに仮面ライダー以上に映像視聴の機会が少ないキカイダー。ジローの活躍は何故か家にあったVHS6巻のブラックホース、キンイロコウモリ、ダイダイカタツムリ戦だけが確認できたが、それ以降は2002年の東映BBという初期の動画ストリーミングサービスを待つほか無かった。
荒野を渡る風飄々と平成11年
仮面ライダー冬の時代はプライズというシーンから徐々に氷解していく兆しがあった様に思う。
そんな中、唐突に近所の電気屋のチラシに嵐と共にやってきたのはPS版仮面ライダー。
格ゲーのシステムを取り入れた純粋な仮面ライダーのゲームだ。本郷猛や一文字隼人がプレイアブルなだけではなく、怪人はもちろん戦闘員までも使える異常な凝り方だった。
周りの友達がチョコボやらモンスターファームやらをやる中で一人ずっと戦闘員に電光ライダーキックをブチ込みまくっていた。
このゲームがどれくらい売れたのかわからないが、ここら辺りからクウガに向けて着々とライダーを市場にぶつけてどれくらい戦えるか、を調査していたんではないかと思う。この頃まだクウガという存在はなかったにせよ。
20世紀最後の平成12年
特撮の飢えを満たすネタは再びゲームからやってきた。
いつも時間を潰す本屋で見かけた一枚のビラ。
A4用紙いっぱいに配置されているSD頭身の宇宙刑事ギャバン、怪傑ズバット、キカイダー、マン、セブン。
バンプレスト謹製のRPG、スーパーヒーロー作戦だ。
当時長崎屋にあった試遊台では体験版の「蒸着せよ!宇宙刑事ギャバン編」が遊べたので、部活が終わったらアホみたいに通って蒸着シーンを見ていた記憶がある。
発売日前日には眠れないほどワクワクしたが確か2回くらい発売が延期され、ショックでスパロボ完結編Fを買って行こうかとも思ったりしていた。何やってたんだか。
そんなこんなでついにクウガの一報を見ることとなる。
最初に見たのは弟が読んでいた「たのしい幼稚園」。
「なんだこのライダー、知らないやつだ」くらいの認識だったが徐々にこれが新作であるということ、年明けに始まるということが判明していく。
今となってはこの21世紀に切り替わるタイミングこそが「時代が望む時、仮面ライダーは蘇る」という石ノ森章太郎氏の言葉の通り時代が望んだタイミングだったんだな、と思う。
平成も終わり令和となった今、
動画ストリーミング配信スタイルも普及したことでかつての仮面ライダー、ウルトラマン、スーパー戦隊、ゴジラシリーズは昔の特撮ヒーローではなくなった様に思う。
いつでも自分が見たいコンテンツにアクセスし、活躍を見られる理想のUX。
90年代過渡期に血眼になって特撮情報を追っかけた小学生の自分に聞かせたら羨ましすぎて卒倒するんじゃないかと思う。
平成大特撮1989-2019は毎週毎週ライダーやウルトラの新作を享受できる今という時代はとても恵まれているということをなんだかぼんやり思わされる、そんなきっかけになった本だった。
実写版ライオンキングの感想。
フルCGを実写版と言うのか…?というのは野暮だなというくらい実写感がすごい。
本当に凄い。
ナショナルジオグラフィックを見せられているかのようにサイはサイだし、キリンはキリンだし、アンテロープはアンテロープだった。
これを虚構と判別するのは「こんな抜群のタイミングで動物がカメラワークに合わせて決めポーズとらないよな」というところくらいで、「これ実は動物が暮らしてるとこ隠し撮りしたんですよ」と言われても信じてしまうレベルだった。
ただ、あまりにリアルすぎて、喋ると嘘が目立つ。
というか生物としての口の周りの形状と、言葉を話す為の口の動きがあってない感じが凄いして、ちょい前に流行った、ペットに喋らせるアプリみたいだなぁという感が拭えなかった。
音楽の素晴らしさやストーリーの面白さは約束されていたものだけど、それってアニメ版での手柄なんだよね。
果たしてこの実写版ならではの功績というのは何だったのか、甚だ疑問が残る。
絶対無理だけど、出てくる動物が誰も話さなくて鳴き声とかジェスチャーだけで進行する映画にしても面白そうだ。
でも本当にビジュアルの作り込みは半端なくて、ただ風景を見せられるだけで感動して見入ってしまうレベルだった。
あと今回IMAX字幕で見たんだけど、
ムファサの英語の声が大和田伸也に似てて役者ってすげぇなと思った。
今日チャーハン食いてえなって思って、
バーミヤン行ってバーミヤンチャーハン頼んでバーミヤンチャーハン出てきてバーミヤンチャーハンめっちゃ美味しかったって感じの映画だった。
PS4 MARVELスパイダーマンの感想。大いなる力には大いなる責任が伴う。大いなるゲームには大いなるUXが伴う。
デトロイトビカムヒューマンに並んで「PS4買って良かった!」と思えるタイトルだった。
最近見た記事では過去に発売されたスーパーヒーローのゲームで最も売れたタイトルらしい。
『Marvel's Spider-Man』は発売から3日間で330万本以上を売り上げ、史上最速で売り上げたPlayStation専用タイトルという快挙も成し遂げている。
こりゃすごい!
スーパーヒーローのゲームという定義がいささか曖昧な気がするけど。
このランキングにスーパーヒーロー作戦は入っているのだろうか。
仮面ライダー俱楽部は何位だったんだろう。
人に説明するのに最も端的にわかりやすいのが「グランドセフトオート・スパイダーマン風味」だ。
オープンワールドで再現されたニューヨークを舞台に、やすらぎ捨てて全てを捨てて悪を追って空駆けるゲーム。
このゲームに出て来るピーター・パーカーはこれまで描かれていた様々なピーターの最大公約数的なキャラになっており、ティーンエイジャーだった旧作とは異なり既に20歳超えたベテラン戦士となっている。
・・・んだけど、いやだからこそ別に過去作知らなくても十分楽しめる様にうまく作られている。
高校時代からかれこれ8年も戦っているのでそれなりに警察からも支持者や協力者がいたりして、ふとしたコミュニケーションがが気持ち良い。
過去に戦った敵キャラもそれなりに説明されるので、その辺りの配分は上手いなぁと感心した。
先にアレだった所だけ並べると、彼女のMJを操作するパートが鬱陶しかったり、言語設定が日本語吹き替えしかなかったりといった。不満もちょっとある。けどそれ以上に面白さが上回る。
名作たらしめるポイント・簡単操作で地獄からの使者ムーブ
良いゲームとは移動するだけで楽しくなるゲームだ。
大神やゼルダの伝説ブレスオブザワイルドといった大作の共通点はいずれも移動するだけで楽しいゲームということだった。
御多分に洩れずこのスパイダーマンも移動するだけで楽しい。広大に広がるニューヨークを、ローディングなしでウェブを使って動き回るこの自由度と爽快感。
そしてそれをより効果的にする街の作り込み。
朝、昼、夕方、夜と違った表情を見せる街々にえも言われぬ感動を覚える。
まるで観光に来ている様な気にさえさせるディテールだ。
そんな抜群のロケーションで繰り広げられるスパイディアクションのUXは本質的な心地よさを提供してくれる。
簡単操作でキレの良いアクションを展開しつつ、連打だけではクリアできない仕様。
これもまたスパイダーマンらしさと言える。
ハルクだったらひたすら力押しの連打ゲーで良いが我らがヒーロー、スパイダーマンの強さは知恵と機転。
スパイダーセンス(第六感)を応用したヒットアンドアウェイ、時には周りの道具も使って戦うスタイルが楽しめる様に本ゲームでは最適化されている。
ビルの谷間の暗闇にキラリと光る怒りの目でステルスアクションするも良し、正面から突入してボコるのも良し。プレイヤーに裁量を任せて奥深いスパイディアクションが楽しめる。
大いなる力には大いなる責任が伴う。大いなるスーツには大いなる機能が伴う
スーツが最高にゴキゲンだ。
スパイダーマンと言えば作品ごとに異なるスーツが名物。
描かれるバースごとにデザインがマイナーチェンジされているが、このゲームではそれぞれのスーツに、デザインの差以外に固有のスキルがセッティングされているのでアンロックさせていく動機が発生する。攻撃にスタン属性がつく、とか銃弾を跳ね返す、とかね。
このゲームでは当初一番トラディショナルなスーツから始まるのだが、物語の進行とともに様々なスーツが解放される。
パッケージにもなってるこの「アドバンスドスーツ」がめちゃくちゃカッコいい。
無料アップデートで映画のスーツも公開されている。
アラサーには思い入れ深いサム・ライミ作品のスパイダーマンや、
もちろんゲームオリジナルのスーツもたくさんある。
こんな感じで各々の思い入れの 深い理想のスパイダーマンで楽しむことができる。
ちなみに設定したスーツはちゃんと劇中のムービーパートでも再現される。
どんなオーバーテクノロジーだよ。
俺たちにはスパイダーマンがいる、スパイダーマンがある。
休日の過ごし方にPS4がある、マーベルスパイダーマンがある生活を提案したい。
ゲーム離れが叫ばれて久しいが、こんなにコスパの良いQOL向上スキームがあるか?とさえ思う。たかがゲームだがされどゲーム。創られたコンテンツフィクションだが、その時間、その空間で遊んだ事は人生において確かな事実になる。
このゲームは、日常に疲れたらふらっとニューヨークにログインして自由に跳びまわれる、という我々に与えられた選択肢だ。
休日に疲れた顔して気絶してるビジネスマンよ、このゲームで駆ける喜びを知ってくれ。
摩天楼に想いを馳せよう。親愛なる隣人と。
令和初のスーパーコンボムービー、ワイルドスピードの感想
自動車は移動手段の為のプロダクトではなく兵器だという事を改めて思い出させられるワイスピシリーズ。
今作はスピンオフだよ!とわざわざ公式からお達しがあるくらいマジでこれまでの話と関係がない。なのでどうか安心して見てほしい。
過去に一気見した感想はこちら。
さてこのスーパーコンボ。
できれば映画館にピザとコーラをUBEREATSして、テンション高い外人たちと「イェーーイ!!」とか言いながらハイタッチして観たい映画だった。
ドゥエイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが暴れまくるのを見たい、そんな小学生の願望が実現されたかの様な最強のお子様ランチ映画。
制作者サイドはもうワイスピの5あたりでこのスピンオフやりたかったんじゃないかと思う。
「予想外の結末」とか、「キャスティングの話題性」に偏重しがちな昨今だからこそワイスピの普遍的なド直球さに打ちのめされたい、という世間のニーズに合わせて、毛髪量の少なさと筋肉量の多さが映画の面白さに直結するという勝利の方程式を確立している快作。
ハゲがド迫力に悪を倒す!以上!寝ろ!って感じが最高だった。一応ワイスピの冠があるから車要素も出てくるんだけど、レースとかじゃなくて筋肉の一部として使っている。何言ってるかわからないと思うけど、もうそれとしか言い表せない。
ただ、ワイスピシリーズのもう一つ大切な軸である「行動動機が家族」というテーマもきちんと形成されている。
なのでシリーズもののスピンオフとしてもちゃんと機能しているのでミクロな動機でマクロに救う、という伝統もちゃんとクリアしてる。
邦題の「スーパーコンボ」も最高にご機嫌だ。これほど偏差値の低い日本語、なかなか思いつかないよな、と感心してしまった。
ちなみに原題は「ホブス&ショウ」で、作中の彼らの名前がつく。「トムとジェリー」みたいなもんなんだが、これだと過去シリーズを観てない人にちょっとわかりにくいかも、と思う。
そういう意味ではキャラ名を使った原題よりも邦題の「スーパーコンボ」がめちゃくちゃしっくりくるんだ。
よく原題から邦題へのローカライズ下手くそ問題があるけど、スーパーコンボは「SisterAct」→「天使にラブソングを」や、「Enchanted」→「魔法にかけられて」や、「Frozen」→「アナと雪の女王」並みに良い翻訳だ。一言で日本人が直感的に作品を思い起こせられるのだから。
映画は見る人のその時の感情によって見え方が異なるコンテンツだ。その中にあって喜怒哀楽すべての感情を超越してブン殴ってくるフィジカルモンスタームービーだった。
夏が終わるまでに後2回は見たい。
ドラクエ5映画の感想。副題「YourStory」は免罪符になるのだろうか。[ネタバレあり]
平成のドラクエ議論第1位が「ビアンカ?フローラ?」だとしたら、令和のドラクエ議論第1位は「あの映画あり?なし?」だと思う。
ドラゴンクエストユアストーリーを見てきた。
ドラゴンクエスト5を原作にした映画だ。
3世代に渡って繰り広げられる一大サーガは、ドラクエ史においても稀に見る大河ドラマだ。
5って映画化には向いてないんじゃないか?と思っていた。
というのも結局原作をなぞる展開しかできないんじゃないかと。というかそれくらい濃厚なストーリーだから。よっぽどドラクエ3とかみたいな自由度が高い話の方が作りやすいんじゃないかと思うのだ。
ゲームやればいいじゃん。になりゃせんかと。
サブタイトルにはユアストーリーと書いてある。
どう見ても5なのに、あなたの物語とは、これいかに。
自分は初ドラクエが5で、リメイクされる度にやっているのでドラクエ史では最もなぞったタイトルでもある。その為思い入れもひとしおだ。
で、実際に見てみて。※以下ネタバレあり
冒頭いきなり画面に映し出される実際のゲーム画面。5のオープニングの主人公が生まれたシーンだ。パパスが落ち着きなくうろうろするとこね。
え、こんな感じなの?あくまで原作は原作です、くらいの触れ方で映画オリジナルで進めていくと思ったからがっつりゲームをなぞる展開に度肝を抜かれる。
ドラクエ5の肝とも言える少年時代がゲーム画面を使って割とサクサク進むので「あ、これは未プレイユーザーはガン無視なんだ」と理解した。
山田孝之のパパスとか、誰か知らんヘンリーとか、とにかくキャラと声が一致しない展開やら取ってつけたような楽曲選びのクソセンスに「これはそういうものだから」と自分を納得させつつ、ただただダイジェスト化されたドラクエ5を観させられた。
物語の核となるフローラとの出会い、天空人やマスタードラゴン、妖精の国など、特に尺が取られていないので初見の人はマジで何のこっちゃだろうし、プレイ済みユーザーにしてみてもこんなに薄められたカルピスみたいな映画にどう感情移入すればいいんだよっていう感じであった。
その他にもドラクエ5では一度も出てこなかった「クエスト」という呼称や、まったくアイテムが出てこない展開など、これドラクエ?よっぽどヨシヒコの方がドラクエやってたんだなぁと余計なことばかり思ってしまう。
端折るに端折った物語はついに原作で言う所のミルドラース前まで進む。
ちなみにこの映画で暗黒世界は無い。
ラスト10分あたりでゲマを倒した主人公の前に姿を表すのはミルドラース…ではなく
コンピューターウイルス。
「この世界(映画)はVRで作られたドラクエ5の世界だよ。お前はプレイヤー。ゲームの世界で遊んでないで大人になれよ」と衝撃の事実を突きつけられる。
「映画の中でドラクエ5のVRゲームをしているプレイヤーのプレイ」を我々観客は見せられていたのだ。
おそらくこの展開を受け入れられるか否かがこの映画の評価につながるんじゃないかと思う。
しかし俺はこの展開があったからこそこれまでの違和感に”"納得”"できた。
妙に取ってつけたような楽曲の使い方や、作り物みたいなキャラクターボイス、端折られたストーリー。
それもこれも、この物語は作り物だから!!
の一言で済んでしまうのだ。
なので「あーよかった。そうだよね。なんちゃってで作ったんだよね。正史には入ってこないお戯れだよね。okok」と安心させてもらえたのだ。
これには真正面からドラクエ5を描くことを放棄したようにもとれるし、「あの内容を2時間映画にするの無理っすわ」という制作側の開き直りにも受け取れた。
いずれにせよ、誰が言い出したのか知らないけどドラクエ5を映画化するという無茶振りに、それぞれの立場のクリエイターが最大公約数的に向き合った結果なのかな、なんてことを思う。
それにしてもこんな納得させる方が難しそうな興行を良くやろうと思ったなと感心する。
リピーターはつかないだろうし、新規にはわかりづらいしプレイ済みユーザーには薄すぎてつまんない映画。
おそらくもう二度と見ることもないだろう。
酒のツマミにこの映画のことを話すことはあるかもしれないけど。
令和に生まれた哀しいモンスターの様な怪作。
どんな違和感も「ごめんねこれVRだからさ〜」で済ます強引なうっちゃり方は世の中の数多くのクリエイターの福音になったことだろう。反面教師として。
自分が持っていた漫画をKindleでまとめ買いしたらいくらになるのか調べた
引っ越しの度に足かせとなる漫画達や、実家で眠る完結済みの漫画達の処遇をどうにかしたいと考えていたが、せっかく買ったKindleFireHD10を天気予報専門端末から解放し、本来の使い方である漫画をいっぱい見る機械にする為に色々と調べてみた。
最近は出版社毎に漫画アプリがあって、その中で漫画購入して読める様になってるけど、統一規格で読みたいのと、今後何十年も残ってそうなプラットフォームと考えるとAmazonのKindleが強いなと思う。
さて、自分が持っていた漫画をKindleで買い直したらいくらになるのか、以下はその調査結果だ。
- DragonBall(ドラゴンボール)全42巻
- DragonBall超(ドラゴンボールスーパー)全10巻
- こちら葛飾区亀有公園前派出所1~100巻
- ジョジョの奇妙な冒険63巻
- ストーンオーシャン
- スティールボールラン(SBR)
- キン肉マン
- ろくでなしBLUES
- ルーキーズ(ROOKIES)
- 北斗の拳
- シティハンター
- とってもラッキーマン
- 世紀末リーダー伝たけし
- 忍空
- 忍空セカンドステージ
- セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん
- ピューと吹く!ジャガー
- 魁!男塾
- 幽☆遊☆白書
- るろうに剣心
- 魁!クロマティ高校
- キャプテン翼
- キャプテン翼ワールドユース
- 火の鳥
- ブラック・ジャック
- よりぬき浦安鉄筋家族
DragonBall(ドラゴンボール)全42巻
全巻買って17,220円。完全版もあるけど最も馴染みあるのはこのジャンプコミックスver。
多分初めて自分の資本で買いそろえた作品。
いとこの兄ちゃんの27巻の悟空が超サイヤ人に覚醒するとこをクーピーで黄色くぬったらぶん殴られたのはいい思い出。
DragonBall超(ドラゴンボールスーパー)全10巻
全巻買って3,834円。出がらしと侮る事なかれ。作者のとよたろう氏によるアフターストーリーはちゃんとあの日見たドラゴンボールの続きを紡いでいる。ドラゴンボール大好きな人が大好きなんだな!っていうのがわかる内容なので、毛嫌いせずに是非見てみて欲しい。
今はアニメで最終シリーズとなった力の大会シリーズの次のシリーズが始まっており、原作に登場していた色んな設定をうまく使った原作ファンはにやりとする展開になっているので是非。10巻って言えば原作だと占いババあたりかな?あと4巻で大人になるくらいだ。凄い。
こちら葛飾区亀有公園前派出所1~100巻
とりあえず100巻までで40,100円。「何の漫画が一番好きか」って話になったら絶対に出すくらい大好きなんだけど、なんせこのボリュームなので持ち運べない。せいぜい引っ越し先でコンビニのまとめ本買うくらい。これKindleに入ってたらQOLぶち上がるだろうな。4万で一生笑えるんだからコスパ良すぎ。
ジョジョの奇妙な冒険63巻
1部
2部
3部
4部
5部
モノクロ版でまとめて買うと総額22,899円。
出るたびに買ってしまうのでコンビニ本のDIOの世界が3冊くらいある。そんなにいらない。
ストーンオーシャン
モノクロ版で6,776円。
6部の承太郎がどうしても好きになれなくて他の部と比べても読んでる回数は圧倒的に少ない。大人になった今だとまた違うんだろうか。
スティールボールラン(SBR)
モノクロ版で9,705円。
読み返すたびにジョジョの中でも大好きランキング上位に上がって来るスルメみたいなやつ。
ジョジョリオン以外で通しで最新刊まで全部揃えようとすると39,380円くらいかかる様だ。
キン肉マン
1~50巻は20,617円、50〜68巻は7,585円。
2011年の復活以降右肩上がりで面白くあり続ける伝説みたいな漫画。どんなに辛いことがあっても俺たちには毎週日曜にキン肉マンがあるから頑張り続けられる。屁の突っ張りはいらんですよ。
コンプするなら読み切りだけを集めたやつも是非。
ろくでなしBLUES
全25冊で17,520円。ジャンプコミックスではなくて文庫本サイズのやつの電子化らしい。
1巻あたりの収録話数が増えてるので総巻数が少ないけど一冊あたりの単価が上がってるのでコミックスで買いそろえるのとそんなに金額的にはギャップなさそう。
ルーキーズ(ROOKIES)
14冊で9,150円。こちらも文庫本サイズのやつの電子化らしい。
10インチ端末で見ても問題ないんだろうか。気になる。
北斗の拳
全27巻で15,683円。他のと比べると巻数の割に高い気がするけどなんでだろう。
確かに一冊あたり平均410円くらいなのが多いのに対して583円する。
既に契約上はジャンプコミックスじゃない、みたいのあるのかな。
シティハンター
全32巻で18,076円。これも北斗同様一冊単価が高い。けど当時のカラーページを完全再現してるみたいだから全然いいかも。
Still Love herって新宿の歌じゃないらしいですね。あのエンディングで刷り込まれてたけど。
とってもラッキーマン
全8冊で5,392円。こちらも文庫本サイズの電子版。
ジャンプコミックスの間のページにあったペーパークラフトとかって再現されてるんだろうか。
世紀末リーダー伝たけし
全13巻で8,645円。しまぶ〜が復活してから刊行されたデカい方の電子版。
トリコが終わって、そろそろたけし復活してくれるんじゃないかとワクワクしている。ここ数年ずっと。
忍空
全6冊で4,002円。これも文庫本サイズ。
忍空セカンドステージ
全12冊で4,875円。これはジャンプコミックス。全部揃えると8,877円。
お買い得感あるなあ。
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん
全7冊で2,807円。マサルさんはジャンプコミックスらしい。
巻末の書き下ろしとかも入ってるんだろうか。
ピューと吹く!ジャガー
全20冊で8,065円ちなみにカラー版だと10,225円。+2000円でフルカラーになるならそっち買ってみたいな。
魁!男塾
全34巻。なぜか1冊単価が高い。雷電に聞けば理由わかるんだろうか。
幽☆遊☆白書
全19巻で7,619円。安!!安すぎる。
フルカラー版は全巻買っても9,610円。1万円切るのかよ!!大して行きたくも無いけど自分が年長者だからって仕方なくちょっと多めに払う飲み会2回分で幸せが揃っちまうぞ。
どうでもいいけど、「伊達にあの世は見てねえぜ!」って「へのつっぱりはいらんですよ」くらい言葉の意味はわからないがとにかくすごい自信だよね。
るろうに剣心
全28巻で11,228円。なんか十本刀編の思い出が大きいからそんなに巻数あったっけ?ってかんじだけどよく考えたらその前後が長いからこんなもんなんだな。
石動雷十太とかいたもんな。
魁!クロマティ高校
全17巻で7,718円。本当は課長バカ一代の方が読みたいんだけどそっちは無いみたい。
キャプテン翼
全21冊で12,797円。
何の回か忘れたけど早田が速攻退場になる回は申しわけないけど笑ったぜ。
無印のキャプ翼は南葛中学VS東邦からのジュニアユース編がブチ上がり面白すぎて今でも大好きだぜ。なんでファミコンジャンプのボスでジノヘルナンデスがいたんだろう。
キャプテン翼ワールドユース
全18巻で7,218円。
サッカーの授業で反動蹴速迅砲やったらマジでキレられた。サッカー部に。
体育でイキってるサッカー部めっちゃ好きだったからさ。ごめん。
「ちゃんとやれよ!」って言われた。ちゃんとやらないでここまで来ちまったよ。見てるか谷沢。。。
火の鳥
全16巻で4,672円。やす!!!国宝級の漫画が5,000円切るなんて!!
もう図書館に行かなくてすんじゃうじゃん。さすがに卒業して15年くらいだから次は逮捕されると思ってたよ!
ブラック・ジャック
全22巻で6,808円。だから安くない!?元とれてる??だいじょうぶ!?
もう図書館に行かな(以下略
よりぬき浦安鉄筋家族
全9冊で3,872円。
キャラ別で特集っぽく組まれているコミックスシリーズらしい。
十三階段ベムがちゃんと纏められていてすごく嬉しい。なんでだろうってくらい小学生の時に大好きだった。こういう企画っぽいのだったら、何百回記念でやってた地下闘技場みたいなやつの纏め見たいなぁ。あれどうなったんだろう。
すごく残念ながらスラムダンクは無いみたい。井上先生の方針なんだろうか。
ほぼジャンプコミックスのみの紹介になってしまった。
また折に触れてまとめて見ようと思う。